ひとす@PNG
2010年1月パプアニューギニアに派遣された青年海外協力隊・理数科教師の活動記
7/3-15 POMでPCM

Term2 Holiday は首都のポートモレスビー(POM)に上京した。

首都の空港は最近2回も銃殺の強盗事件が起きていたのでかなり緊張した。

事件は大丈夫だったが、今回のフライトでは航空会社の出来の悪さに呆れた。

【行き】

昨日の飛行機が飛ばなかったせいで、この日の飛行機に昨日の客が乗り、私達は追い出されてしまった。

臨時便が夕方飛ぶと言うので、空港で5時間待ち、なんとか乗れた。

この空港、時計が止まっている時点で意識の低さが感じられる。

【帰り】

手続きをしようとすると「キャンセルされました。」と言われた。翌日のチケットを取ろうと別の受付へ行くと、「キャンセルされてないよ!」と言われた。でもそれは同任地のT隊員のだけで、私のは無いと言う。

ひとす「じゃあ俺はどうすればいい??」

受付「あんたも行ってみれば?」

なんじゃそら。で行ってみると、普通に席が空いてた。

そしてこの飛行機、なんと!荷物を積まずに出発した!

俺は荷物預けてなかったからよかったが、先輩のK隊員は荷物が無くて困り果てていた。

翌朝7時に荷物を取りに来いと言われて結局来たのは13時!

なんという醜態。

飛行機が遅れる、飛ばない、自分の席が他の客に取られるということはよくあること。時間通りというのはまず無い。それがパプアニューギニア。学校でダラダラすることを教えられた生徒たちの行く末がこれだ。いつかこの飛行機は墜落するだろう。

さて、航空会社の愚痴はこれくらいにしといて、首都では何をしたかというと、

・健康診断
・安全対策連絡協議会
・教育省訪問
・大使公邸訪問
・協力隊パプアニューギニア派遣30周年セレモニー
・中間報告会
・理数科教師分科会

理数科教師分科会ではPCM(プロジェクトサイクルマネージメント)という村落開発系の人がよく用いているプロジェクトの立案管理法を学んだ。

IMG_1976

我々ボランティアが進行役となり、現地スタッフには意見をポストイットに書いてシートに貼り付けていくという方法で行われていく。問題分析がメインで、ある問題に焦点を当てそれを中心とし、上に結果、下に原因をツリー状にぶら下げていく。

手順通りに行っていくと、誰でも「論理性、一貫性」に優れた問題解決のプロジェクトを立案できる。

そして、このPCMのポイントは「参加型」であるということ。参加者は自分の問題を自分達で解決していくことになる。ボランティアが独断でプロジェクトを決定するのではない。全員で問題意識を共有してチームプレイで問題解決に取り組むのだ。

やってみた感想としては、問題の因果関係を図示することはとても分かりやすいし、意外な発見がある。そして、思っていることを全員で共有できるところがいいと思った。

この勉強会はマヌスという島の理数科教師の発案で行われたのだが、実はその学校は私の学校と同じ問題を抱えていた。

教師をリスペクトしない、暴力事件、ボイコット・・・

このような問題は近年PNGで広まりつつあるようだ。

 

11月、このマヌスの学校でPCMを用いたワークショップを我々理数科教師で開催することを予定している。

PCM初心者の我々がどこまで通用するのだろうか。

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