ひとす@PNG
2010年1月パプアニューギニアに派遣された青年海外協力隊・理数科教師の活動記
5/30 ホームステイ

インタースークルが行われている間、私の家にはパプア人が2名ホームステイしていた。

事の始まりはインタースクールの4日前の日曜日。
朝、教会で歌ったあと、家でまったりしていたら、突然、教頭に呼び出された。

そこには荷物を抱えた3人のポミオのパルパルマル高校から来た先生がいた。インタースクールに参加する生徒の付き添いだ。

D 「君の家広いよね?2人泊めてあげて。」
ひ 「え?あ、、いやぁ~でもベットとかないっすよ?」
D 「床でいいから。笑。じゃあお願いね~」

というわけで、部屋を片付ける暇もなく、いきなり荷物を運び込まれた。

(てか急すぎるだろ!泊めるのはいいけど、来るの分かってるならもっと早く言え!!!!)

そしてパプア人との1週間の共同生活が始まった。

ピーター・・・マダン出身。大学を卒業したばかり。
バット・・・ポミオ出身。教師2年目。新婚さん。

最初の会話

「会えてうれしいよ!君を最初見たとき、いい人そうで安心したよ!年齢も近いし、僕らは兄弟だ!サンキューベリーマッチ!」

そう言って腕につけていた腕輪を俺にくれた。ブラザーの証らしい。
マンギー臭いけど、ポミオの民芸品らしくなかなかいい。

(なんだいい奴らじゃん。こういう出会いは大切にしないとなぁ。)

昼になり、ちょっとラウンラウン(散歩)してくると言ったきり帰ってこない。3人分作った昼飯を寂しく、一人で食べた。
2人は夜遅くになって帰ってきた。ベロベロに酔っている。

ひ「飲んどったんか?」
ピ「え?あ~ちょっとだけ~へへへ」

まぁええけど、なんか寂しさを感じた。

次の朝、起きると2人はもういない。玄関開けっ放し。おいっ!!

やっぱり、いろいろ気を遣う。彼らはどうか知らんが。。。

小さなイラつきは数えきれないくらいあったが、

最終日前夜が一番酷かった。

ひ「よし、そろそろマーケットに行って晩飯作るか!」

ピーターの電話が鳴る。

ピ「ちょっと、出かけてくる」
ひ「飯は?」
ピ「帰ってきて食うよ!」

・・・・いくら待っても帰ってこねえ!

その後、バットも消えた。

ていうかバットは一週間ほぼ家にいなかった。奥さんと電話→デポジット買う→奥さんと電話の繰り返し。インタースクールの時も奥さんのために買い出しに行ってたし・・・。何しに来たんだ・・・。

しかも、実は携帯壊れてて使ってるのは、ピーターの携帯。さらに、ピーターが飲みに行ったのでおれの携帯を使う。さらに、俺の携帯から2キナ転送したが、もらってないとシラばっくれる。さらに俺の携帯を50キナでくれと言う。ムチャクチャやぁ~~~!

夜中2時。

ピーターとバットと飲んでいる教師仲間が鍵をよこせと言いにくる。

千鳥足で目が据わっている。

「3時に帰ってくるから鍵よこしな。おれをしんよ~できないのか~?鍵くれりゃあいいんだよ。ああ?」

恐ええ!パプア人は酒癖が悪く、酔ったら何するか分からない。これをスパーク状態という。

何とか説得して追い返した。30分後バットだけが帰ってきた。

バ「俺は本当はこういうの嫌いなんだよ~はやく寝ないと~」

ひ「・・・。(お前に五十歩百歩という言葉を教えてあげたい。)」

朝起きると、やはりピーターの姿は無かった。そしてバットは荷物もDVDも全て持ってもう家を出ていた。さよならも言わずに。 おれの耳かき盗っていかれたし。。。

実にあっけない最後だった。あんなに兄弟、兄弟、お前は最高だって言ってたのにな。
本当はこの日、船に乗る前にみんなでKFC(ココポフライドチキン)食べよって言ってたのにな。


ま、いいんだけどね。パプア人にも慣れて、ほとんど予想範囲内に収まるようになってきたわ。

こっちも適当に受け流すべし!求めるべからず!

それがここでの生きる道。

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