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2010年1月パプアニューギニアに派遣された青年海外協力隊・理数科教師の活動記
11/27 授業終了!2年間おつかれさまでした。

全授業が終了しました。

 

いやぁ~あっさりした最後でしたね。(笑)

 

ちょっと、一週間を振り返ってみよう。

 

先週G10、G12の卒業式があった。

 

校長の挨拶の途中ボランティアを紹介された。

 

「Mr.○○はオーストラリアのボランティアで歴史を教えていました。

Mr.○○はニュージーランドのボランティアでコンピューターを教えていました。

Mr.ハイトシアソウは日本のボランティアでフォトグラファーです。今こっちを見てスマイルしています。」

 

名前違うし!フォトグラファーちゃうし!!笑

 

最後ちゃんと紹介してほしかったなぁ。俺の2年間って。。。

 

まぁまぁ彼はいつもこんなだからいいんですけどね。

 

前は日本語教師って紹介されたし笑。

 

 

さて、卒業式の後も、在校生のG9、G11は通常授業がある。あと2週間。

いつも学期の最後はぐだぐだになるんだが、今回はまじでひどかった。

 

月曜日、ポンプが雷によって故障し、いきなり学校閉鎖!

 

去年はポンプを直すのに2週間かかった。

このままクリスマスホリデイ突入だと誰もが思った。

しかし、生徒は通知表をもらっていなかった。学校はポンプが直り次第再開するそうだ。

 

火曜日、奇跡的にポンプ復活!電気屋さんが修理したらしい。パプアでこの対応の速さは奇跡だ。

 

しかし、新たな問題発生食堂のビスケット、缶詰がごっそり盗まれていた!!!

 

犯人は生徒!近隣住民に売りさばいたらしい。しかも、ドミトリーの前には食い散らかした缶詰の缶が・・・。ひどい。笑

 

まぁこれもいつも食堂で好き勝手食ってる奴らからしたら、どうってことないのかも。

 

水曜日、通知表をもらいに生徒が来た。飯もなんとか届き、学校再開!

 

通知表はどうもできてないらしく、学校の先生たちは通知表作りで授業に出ていない。

 

生徒もホリデイムードで欠席多数。てか、学校に行っても授業ないんじゃあ帰るよな。

 

木曜日、さらに生徒が減り、俺の数学のクラスは10人くらいしかいなかった。

 

金曜日、休み時間のブリーフィングで、このままじゃ生徒がかわいそうだということで、急遽学校閉鎖!

 

通知表は、土曜日親に取りに来てもらうことで意見が一致した。

 

ぐだぐだ~。

 

こんなぐだぐだでやる気のない学校に振り回されるのも最後ということで内心ほっとした。

 

アドミン、マジしっかりしてくれ。

 

最後のミーティングとか責任のなすりつけあい笑。

 

教師A 「先に教科書を回収したから、授業ができなくなったんだ!」

校長 「俺が言ったんじゃない!俺のせいじゃない」

教頭A 「俺でもない!俺のせいじゃない」

教頭B 「俺だ!でも俺のせいじゃない」

 

教師B 「ていうか、予定を前もって知らせないのがだめなんだ」

アドミン「・・・・」

 

その通りです!!!!!!! 当たり前のことです!

 

なんで時間割が毎日その日の朝に出るんだ?

なんで学校があるかないかがその日の朝に分かるんだ?

なんで毎回、いつ学校が閉まるのかが変わるんだ?

 

アドミン連中はこの学校十年以上のベテランなのに、少なくともこの2年は全く進歩なし。

 

この会話に出てくる教師Bのようなデキル先生は実はこの学校に何人かいる。

その人達が校長、教頭になればこの学校は100%変わります!

 

誰が見ても明らかなのに、そうはならないのが現実なんだよな~。

 

ちなみに教師Bのお父さんは校長で、とてもデキルと評判。

何十年後かにこの教師Bが校長になって学校がどうなるのかとても楽しみだ。

 

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さて、今日は自分が数学を受け持っている9Bのクラスパーティーが行われた。

 

昔うちの高校があった場所で行われた。(1994年、火山噴火後、移転した)

 

その学校は今は職業訓練校となっている。生徒数22人で先生一人。

自動車の乗り方や整備の仕方、大工仕事、電気配線や水道管工事など教えている。

すぐ近くに海があり、ワスワスし放題、ココナツ食べ放題、ごはんも野菜たっぷり、学費も安い。

 

すばらしい。

 

先生曰く 「成績がよくないものはうちにきたらいい」

 

おっしゃるとおり。

 

高い学費払って、先生の来ない教室で時間を無駄にし、

ストレス溜めて、酒、タバコに走り、悪い仲間とつるみ、犯罪まで犯すようになる。

 

こんな生徒は是非、職業訓練校に行ってほしい。

外人の下で従順に働く人間を育てるのではなく、

自分達で出来ることを増やしていくのがこの国の目指すべき道じゃないのか。

国はこういう学校をもっと優先的に支援すべきだと思う。

 

ここの先生はブラザー(修道士)でもあり、なかなかよさげな人だった。バスの手配から食事の準備までしてもらった。

クラスの担任もたまたまブラザーで、そのつながりで今回のパーティが実現した。

 

おかげで、クラスでいい思い出が作れた。

 

このクラスの子供達とは一年間だけの付き合いだったが、他のコンピューターのどのクラスよりも楽しく授業ができた。

 

一年過ぎたあたりはつらい時期もあった。それを乗り越えられたのは、ひとえにこの子達の励ましがあったからだ。

 

ちゃんと最後にあいさつまでさせてもらった。

 

ぐだぐだのままじゃなくてよかった~。これでスッキリ。

 

さらば、ボーイズ。また会う日まで。

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P.S.

 

残りの任期はカウンターパートへのコンピューター管理のワークショップをやるのと、

数学の今までのハンドアウトでブックレットを作るという仕事をやる予定。

 

帰国は1月11日です! 帰国プログラムの後、1月16日に地元に帰ります!

10/13 今日の授業。最近の事件。

帰国まであと3ヶ月。

現在はTerm 4のweek 3 なので、授業に出るのはあと7週だ。

 

ここ数ヶ月は日本に帰ってからのことばかり考えていて

不安になって落ち込んでいたりしたが、

 

今は悩み抜いた結果、自分の答えも見つかり、

前向きになることができた。

 

今日の授業も調子よくでき、また、生徒のやる気に感動した。

 

今日は3コマも数学があった。

 

まずは2限目

 

授業が始まるとまず、5分程度で簡単な確認問題をさせる。

前までは百マス計算的なものをさせていたが、ちょっと飽きていたので、

最近ではパーセンテージ、分数、少数、面積の問題などを数問だして復習させている。

 

見事に忘れているが、一度やった問題なので、何度もやれば解けるし、解説すれば理解してくれる。

生徒は、答えを出すと、「エクスキューズ!」と言って、手を上げて見てくれと言ってせがんで来る。

合ってればよくほめる。花丸をつけると大喜びする。間違ってればアドバイスしたり、励ます。

これだけで生徒は楽しんで授業を受けてくれる。

 

しかし、今日はあまりに宿題をやってきていない生徒が多かったので、ちょっと叱った。

この国で、学校に言っている子供5歳から19歳までの就学率は36%

プライマリーにはほとんどの子供が行くが、セカンダリーに行けるのは一握り。大学はさらに一握り。大学進学率は1%

学費は一年で約3万5千円。経済的な面もあるが、学力的に行けない子が多い。

 

そんな中で、セカンダリーに来たのだから、勉強をしてほしい。勉強する喜びを知り、夢を持ち、将来へ希望を持ってほしい。

しかし、強制はしたくない。

この国のほとんどの人は村での生活をしているし、実際、数学や理科を使う仕事なんて、日本と違って

ちゃんとした研究者もいないし、技術者もいないこの国では、ほとんど活躍の機会はないだろうから。

しかし、考えられる大人になってほしい。努力する人になってほしい。他人を敬える人になってほしい。

 

だから、自分はいつも生徒にこう問う。「Yu Hamamas(=Happy)?」と。「授業が分からないより分かるほうが幸せだろう?

君達ががんばって理解してくれたら俺は超幸せだ。君達の家族も大喜びだ。」

映画「ベンジャミン・バトン」のピアノの先生はこう言ってました。

「上手に弾くことが大事じゃない。どう感じるかか大事なのだ。」

 

さて、7限目、すでに帰宅した生徒が何人も見られたが、二回目の授業が始まった。

やる気のない生徒がいない分、雑音も少なく、雰囲気が良かった。

彼らは正負の数が苦手で、よく変なミスをする。

(1) -1-1= 2?

(2) -2+1= 3?

こういうときは、必ず例を出して説明すると分かってくれる。

マイナスは女の子○でかこむ。でプラスは男の子□でかこむ。

(1)女の子1人と女の子1人でなんで男の子になるねん!おかまか!女の子2人やで!

(2)女の子2人と男の子1人。男の子は女の子1人持って行きました。そして女の子一人取り残されましたとさ。かわいそうに。

生徒はこの話が大好きで、毎回笑って聞いてくれる。そして「ユーボーイ!」といって俺をほめてくれる。

いやいや俺はもうボーイじゃねぇよ笑。

 

そんなこんなで楽しく、問題を解かせつつ、解説しつつ、あっという間に時間が過ぎて、気付けば8限目。

 

英語の先生が来ないのでそのまま続けてくれと生徒が言ってくれた。

そして誰ひとり最後まで投げ出さずに、夢中で問題を解き続けた。

「難しい問題解けたら嬉しいだろ~?」と聞いたらみんな「Yes!」と答えてくれた。

最後には拍手が起こった。そして、「Math A! Math A !」と叫ぶ。

Math Aというのは日本で言う数学Ⅲ・Cのことで、G11、G12でMath Aを選択している賢い子たちをMath A Boys

といい、俺たちはMath A Boysになれるぞ!!という意味なのだ。

 

彼らはとても、純粋でつまらないときはつまらない顔をするし、楽しいときは思いっきり楽しい顔をする。

決して勉強が嫌いなわけではなく、むしろ好きだ。

分からないことが分かるようになる、という勉強の楽しさを残りの2ヶ月もっともっと教えていけたらと思う。

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「キヲツケ!レイ!アリガトウゴザイマシタ!」

最近の事件。

 

水曜のこと。家裏で銃声が聞こえた。暴行事件を起こした酔っ払い2人が脱走したのを捕まえるために威嚇射撃したのだ。

その後、学校に逃げ込んだ賊は男子生徒達に追われ、石投げ合戦勃発!近隣住民の家にまで投石して、

家や鍋を破損させてしまったらしい。

学校での乱闘騒ぎ。今まで何度あったことか。石の音、プッシュナイフの引きずる音、生徒の雄たけび。もう、聞きたくない。

 

昨日、緊急連絡の安否確認で知ったが、パプアの飛行機がまた墜落したらしい。

乗客38中34人が死亡したそうだ。派遣直前にもそういうことがあったなぁ。

パプア人の仕事っぷりを見ていると、落ちるのも分かる。

飛行機が落ちても生き残る方法ってあるかな。。。

 

どうか、無事に日本に生還できますように。

8/6 パプアは冬です。

日本は暑いだろうが、パプアは最近、朝、夜が寒い。冬だもんな。

水浴びは寒いので、鍋一杯だけ沸かして、バケツで水と混ぜて浴びる。ちょっとした贅沢気分。

さて、Term2が7/8に終わり、首都に上がり、隊員総会、理数科分科会に参加した。

今回の理数科分科会はパプア各地の理数科隊員8名とコンピューター隊員3名、日本語教師1名で、首都での3日間の勉強会を行った。内容は

・活動報告会
・ビデオによる授業研究
・PCMによる問題分析、目的分析

数学を持ってからは授業で悩むことが多かったので、今回は同じ数学教師の意見を聞けて、いい勉強になった。

PCMでは問題への具体的なアプローチをみなで話し合った。

今後はそのアプローチを各任地で実践し、得られた結果を皆で共有していこうということになった。

現在Term3。

今やっていることは、

・コンピューターのセッティング、ファイルサーバー構築
・数学の授業、プログラミング、課題とテストの作成

ターム2ホリデイ中にオーストラリアからかなりの数の中古のコンピューターがまた寄付されてきた。

これは新しい方のコンピュータールーム。まぁまぁ新しいPCが来た。IMG_1870

現在、図書館、2つのPCルームあわせて約80台のコンピュータがこの学校にある。今までのパソコンは全て売るつもりらしい。

サーバーもセッティングし、生徒、教師約600人分のアカウントも作ってくれた。

が!しかし、ホリデイが明けて、見てみると、サーバーがダウンしている。HDDがだめになったぽい。

アカウントを作ったため、ログオンできない!アドミンのパスワードも分からない!サーバーOSのシリアル番号もメールで聞いてるのに教えてくれない。

OSが入ってないパソコンや、組み立ててないパソコンもそこたら中に転がっており、なんの説明もない。

しかも、うちのボスである、オーストラリア人のおじいちゃんは、サーバーがダウンしたのを俺のせいにし、しかも、彼らががんばって一週間もかけて作ったネットワークだから、無駄にするな、早く直せとまで言ってくる。

「はぁ?」ですよ。まぁ、いつものことだ。ここで、愚痴を書くとここに書ききれないくらい長くなるのでやめておく。

そんなわけで、現在、コンピュータールーム復旧工事に追われています。

とりあえず、自分とこのシニアラボは十数台OS入れて、サーバー入れて、プログラム入れて、ほぼ完成。パソコンが古くてエラーが多く大変だった。

ジュニアラボはどうしようか。ほぼ全てパスワードロックされており、OS入れ替えるしかないのか・・・・。

数学は今はDirected Number(正負の数)と、Indices(指数)。MVI_1851.MOV_000407166

ゲーム感覚で、4を4つと四則演算を使って10をつくるという問題なんかもやらせてみた。喜んで解いてくれた。

あと、最近、「生徒の顔を良く見る」というのを心がけている。

自分の授業をビデオにとってみて、意外と見てないことに気付いたからだ。

落ち着いた授業ができるようになったし、生徒との意思疎通が取れるようになったと思う。そして、授業がよりたのしく感じられるようになった。

パプアの子供達はとても純粋で、リアクションがおもしろい。笑かすと「イヒーーーーーーー」と言って大騒ぎする。

コンニチハを教えると毎回、コンニチハ、コンニチハと言う。かわいいやつらだ。

教師という仕事もおもしろいなー。

残り任期、5ヶ月。実質、授業するのは4ヶ月。

もうすぐ終わりかぁ。はやいなぁ。

8/22 にくちゃん初登場

あれ?前回のん更新されてねかった(汗)

ブログをのぞいてくれている方々には本当に申し訳ない。

さて、このあいだうちの同居人の「にくちゃん」とともに生徒の村に行ったときの様子を紹介します。

にくちゃんは、今年7月に隣のブナカナウ小学校に赴任したばかりの新隊員です。

今、彼の家はトイレもないし、水もガスもないので、俺のうちで飯を食らい、水を浴び、仕事して帰るという生活をしている。

~にくちゃんプロフィール~
・数学マスターで教員志望
・スポーツ万能
・実家が米沢牛の焼肉屋。だからにくちゃん。
・身長162cm

最近は毎日飯をつくってくれてとても助かっている。

同い年だし、マイペースなやつなので気を使わず楽だ。

彼はテコンドーを大学時代やっていて、格闘技好きの生徒が家に来て、テコンドー教室をしている。

その生徒の名前はグレゴリーと言って、一番よく家にくる。

このグレゴリーの家に今回はお邪魔しました。

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彼がグレゴリー。成績はダントツナンバーワン!パプア人には珍しく、正直者で正義感が強く、真面目な好青年

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ニワトリを捕らえて、羽をむしるにくちゃん。隣の金髪アフロはグレゴリーの弟のトクア。よたよた歩きでお手伝いする姿がかわいらしい。

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今日の料理はトーライ族の伝統料理「クゥ」。ココナッツの果肉を絞って、葉っぱのお皿に注いでいる。葉っぱには赤い木の実の汁で呪文が書かれている。健康になる呪文だそうだ。

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ココナッツミルクの中に熱した石を入れて、その上にニワトリを置く。香ばしい肉の焼ける臭いと、ココナッツの甘い香りが食欲を誘う。

水分が飛んだココナッツミルクはぐにょぐにょしたおもしろい触感で、味は濃厚。蒸したサツマイモと一緒に食う。うん、カラーミです!(うまいという現地語)

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最後に、残ったココナツと肉の油を顔、体に塗ったくる。これをすると、女性が寄って来るらしい。ギトギトで脂くせー。でも女性にモテるならそれも我慢だ!

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これはクリスマスリーフという葉っぱ。扇子みたい。

以上、パプアのハママス(幸せな)休日でした。

5/29 お久しぶりです。ちゃんと生きてます。

日本での地震の後、事務所から協力隊の個人ブログの更新を止められていたました。が、この間、一部解除になりましたので更新します。

遅れてすみません。

かなり前になりますが、先日のファンドレージングの結果から報告します。集まった義援金は日本円で約200万円でした。

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中東の方ではデモが多発しているため、協力隊が任期途中で帰国になった国が多数あるそうだ。自分の同期の知り合いも帰国していて、今は協力隊の仲間と岩手で被災者支援のボランティアをしているそうだ。

自分も帰ったら何かできないものか。


近況報告

うぉ、前回の更新から2ヶ月も経っているではないか!

時間経つの早すぎる・・・。そしていつの間にか25歳を迎えている。

まだ若いうちに入るのだろうけど、いい歳だ。
25歳はもう完全に大人だ。

大人になるということは物事を客観的に見れるようになるということだと、本に書いてあった。

異国で生活すると、自分の考えを客観的になって見つめ直すことが出来る。

文化の違いに驚いたり、笑ったり、イラついたり、関心したりして、気付かされることがある。

最近思ってるのは、「自分はやっぱり日本人だ」ということ、そして、日本人を誇りに思うし、日本という国が好きだということ。

がんばる日本人が好きだ。

日本は自助努力の精神が強い国だ。

自分のことは自分でやれ。他人に頼るな。他人に迷惑を掛けるな。

日本の社会は厳しいと思う。

でも実は、個人のがんばりは国のため国民のためになってる。みんながまじめに一生懸命働いてるから、世界トップレベルのモノやサービスが受けられる。みんなで支え合って生きている。素晴らしいです。尊敬します。感謝してます。

 

一方、パプアニューギニアは相互扶助の精神が強い国だ。

この国の大事な要素に「ワントクシステム」というのがある。

多言語、多民族社会のパプアでは、ワントク(同じ言語を話す人)というのは家族同然だ。家に泊めろ、飯くれ、金くれと言われれば、その要求に応えなければならない。

これのいいところはどんなに貧しくなっても、助けてくれる人がいるってところ。浮浪者や飢えて死ぬ人はパプアにいない。

(パプア人が日本に来ると、浮浪者の多さにびっくりするらしい。豊かな国なのにおかしいと。確かに、日本のそういうところは問題だよな。)

ワントクシステムの悪いところは、がんばる人が損をして、がんばらない奴が得をすること。さらに、選挙や就職もワントクの有無に左右されるのも問題だ。

何もしなくてもいろんな食い物が自然に生える。水は雨水で十分。凍えて死ぬこともない。そして、最終兵器はワントクシステム。

この国がパラダイスと呼ばれるわけだ。

そういう人生もあるんだ。がんばらない人生。楽な人生。毎日笑って幸せだろう。

俺がパプアで生まれ、両親も周りもみんなそうだったなら、そういう人間になってただろう。

悪いとかいいとかじゃないけど、しかし、自分は違うなと思った。

がんばりたい。つらいことがあっても涙流して「あーがんばってよかったー」って最後思いたい。

水泳やってた時と一緒だと思った。あー、俺日本人なんだなって思った。

パプア永住宣言なんてしてたけど、今は全くなくなった。

まったく、お騒がせしてすみません笑。

前ブログに書いたことのもう一個つでに訂正。

自分を必要としてくれる。認めてくれるって書いたけど、パプアではがんばって何かやっても報われないことが多々ある。

特に配属先のトップに対して言ってやりたいんだが。

相互扶助が当たり前の国では感謝すること、相手を敬うということが疎かになるのだろうか。

感謝されるためにやってるわけではないが、やっぱりそういうのって大事だよな。

ちょっと前までは、自分の仕事は誰のためにやってるのか、人のためか?自分のためか?って考えてたが、

もう、最近は自分で正しいと思ったことをやろうと決めた。

当たり前のことかもしれないけど再確認した。

結果ばかり気にしててもだめやし、周りばっか気にしててもだめだ。考えすぎるのもよくない。どういう形かしらんけど、いつか、誰か、何かの役に立てばいい。自己満足だけって考えると虚しいけど、そう考えると何でも前向きに出来る。

 

で、最近の授業ですが、

コンピューターはWEBサーバーを作ったので、そっから、自作のWEBページを個人個人のブラウザで表示させて勉強できる環境を作った。

生徒の進度が違っても対応できるし、WEBページの中に動画が組み込まれており、多少高度なことでもそれを何度も見れば出来るようになっている。

3学年、計24クラス。G11=ワード、G10=エクセル、G12=WEBページデザイン。毎回こんだけの作るのが大変。でも、楽しい。生徒も楽しんでくれてるので、去年よりははるかにいい授業になってるはず。

数学は、中三5クラス。面積とか周の長さとか教えてます。小学校低学年レベルのが出来ない。正方形の面積の求め方とか。計算もやばいと思ったが、図形もっとやばいかもしらん。

大分レベル落として、めっちゃ丁寧にやると、わかってくれるが、授業全然進まん。ええんかなこれで。。。。